「スパンキン・ブラン・ニュー」 スパンキー・ウィルソン SPANKY WILSON Spankin Brand New デビュー・アルバム
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黒汁マニアに人気の高いPhiladelphiaの伝説のソウル・ディーヴァことスパンキー・ウィルソン。 近年はクアンティックのアルバムにフィーチャーされ、彼らとのライヴも積極的に行っているスパンキーだが、元々ピッツバーグでスタンリー・タレンタインやセシル・ブルックスのバンドで唄っていたローカル・シンガーで、当時まだ17 歳のバリバリのティーンエイジャー。その後ジミー・マクグリフのバンドに雇われツアーに参加、ロスでそのジミー・マクグリフのショウを観に来ていたキャピトルのプロデューサー、H.B バーナムがスパンキーをえらく気に入りオーディション。そのままカリフォルニアで数々のセッションに参加したというラッキー・ガールでルー・ロウルズやC.C スミスなどのバック・コーラスで唄っている。ほどなくシングル「ザ・ラスト・デイ・オブ・サマー」をリリースする幸運に恵まれ、以降トントンとアルバム3 枚「スパンキン・ブランド・ニュー」「ドゥーイン・イット」「レット・イット・ビー」を発表。 1969年に〈Mothers Records〉からリリースした本作は、Lou RawlsやStevie Wonderとの仕事でも知られるLAのH.B. Barnumをプロデューサーとして迎え制作されたジャズ~ソウル黄金時代に相応しいゴージャスでムーディーな彼女の魅力がたっぷりと詰まった1枚! 元々は作曲家、プロデューサー、アレンジャーとして活躍していたH.B. Barnum主催のセッションでコーラスとして参加する機会が多かった彼女が遂にメインでマイクを握り魅力的なヴォーカルを披露した全11曲を収録。 多幸感の溢れるファンキーソウル「Love Has Me By The Hand」(A3)やCreepy Nutsがサンプリングとして使用していることでも知られ世界最強のフレーズの一つでもある「Mighty Great Feeling」(A5)、さらにヴォーカルがどこまでも伸びていき、まるで70年代の映画の世界にトリップしたかのような感覚にさせられるR&Bナンバー「Sweetheart」(B2)までを収録した快心のデビュー作!